例えば、『学校に通えるようにする』ことを目標にする生徒さんいれば、『学校には通わずに高校合格を目指す』ことを目標にする生徒さんもいます。 保護者様のご要望や、お子様本人の意思を尊重した目標設定を行います。 そのゴールに向けて、お子さんのやる気などの気持ちの状態に合わせて、『毎日５分だけ、机に座る練習からはじめよう』 や普段からやる気はあって、Youtubeなどで勉強しているお子さんなどの場合は、『毎日、17:00～17:30の間に、教科書の要点をみてノートにメモをして、自分がわからないところにチェックをつけていこう！先生が来た時にそこを教えるね！』 など、時間帯や、頻度、内容など、その子が続けられる計画や目標を立てていきます！ 中には、『毎日60分ゲームしたら、数学の問題を3問解く！』というのを実践し、気付いたら『60分ゲームしたら90分自主的に勉強するようになった』生徒さんもいます。 一人でがんばるのではなく、『週に１回や２回先生が来てくれるのでわからないところを聞ける』という環境がやりやすかったとその生徒さんはお話ししてくれました！ 他にも、LINEでいつでも質問ができたり、自習室もあるので、不登校のお子さんでもそういった環境を利用してもらい、『一人で追い込まれないように』勉強しています！

「みんな学校にいっているから自分もいかなきゃ」と、周りに流されるよりも、自我をもって「みんなは行っているけど、自分は行かない」と、周りの子に流されない選択ができることが、 これから大人になったときに「仕事だから我慢してやらないといけない」や「上司の命令だから嫌だけとやらないといけない」ということに巻き込まれないためにも、とても大切なことだと思います。

「大人になるためには、我慢をすることを覚えないといけない。」という意見もありますが、いずれ誰にでも平等に「逃げられない」ときや「我慢しないといけいない」ときは来ると思います。 いずれ来るものなので、今、心が一番成長する時期に、無理やり学校にいったり、不安がある状態で勉強をすることが本当にお子様のためになるとは私たちは思いません。

それよりも、今のお子様一人一人の考えや気持ちを理解し尊重してあげること、 「自分も、悩んでいる人にこんな風に力になってあげたいな！」と思わせてあげられるような『子どもたちが目指したくなるような大人の姿』をみせてあげることが、 今の子どもたちにとって本当に必要なことではないかと考えています。