「小学校のときは、あんなにのびのびしていたのに…」
中学に入って最初の定期テストが返ってきたあと、お子さんの様子が少し変わった。
そんなお母さんはとても多いです。
順位にショックを受けるのは、決してその子が弱いからではありません。
環境が大きく変わったからです。
この記事では、順位で落ち込むお子さんに対して、親がどう関わればよいのかをわかりやすくお伝えします。
中1の最初のテストでショックを受ける子が多いのは当然のことです。
小学校のテストは、基本的に「100 点満点」の世界でした。
ところが中学に入ると、状況が一変します。
つまり、これまで「自分のペース」で勉強していた子が、いきなり「他の人と比べられる世界」に放り込まれるのが中学なんです。
中 1 の最初のテストで順位にショックを受ける子が多いのは、決してその子が弱いからではありません。環境が大きく変わったからなんです。
順位を見たとき、子どもの心ではさまざまな感情が動いています。
表面上は 「べつに気にしてない」と言っていても、内側ではこんなことが起きていることが多いです。
自分ではそこそこできているつもりだったのに、順位という数字で「真ん中より下」とハッキ リ示される。これは大人でも、けっこうこたえますよね。
私たちが勉強の苦手な子にアンケートをとったとき、勉強が嫌いになる理由の 1 位は「1 度 も’’できた’’と思えたことがないから」でした。順位は、その「できない」という思い込みを一 気に強めてしまう力を持っています。
その結果、「自分はできない子なんだ」という思い込みが強くなってしまいます。
一番こわいのが、これです。順位を見て落ち込むだけならまだ「悔しい」というエネルギーが 残っています。
でも、「やってもどうせ順位は上がらない」とあきらめてしまうと、やる気そ のものが消えてしまいます。
悔しさが残っているうちはまだ伸びますが、 「あきらめ」に変わると、やる気そのものが消えてしまいます。
わざと勉強を嫌いになろうとする子はいません。
お子さんのことを思うからこそ、つい言ってしまう言葉。 でも、落ち込んでいる子にとっては逆効果になってしまうこともあります。
まずは、避けたい声かけを知っておきましょう。
これらの言葉は、お母さんに悪気がなくても、 子どもには「やっぱり自分はダメなんだ」という追い打ちに聞こえてしまいます。
順位という数字ですでに傷ついている子に、 さらに数字で追い込むと、心のシャッターが下りてしまうんです。
順位にショックを受けているお子さんに対して、 お母さん・お父さんができることは決して難しいことではありません。 今日から実践できる3つのポイントをご紹介します。
「順位が上がった・下がった」という結果よりも、 まずは頑張った過程に目を向けてあげましょう。
子どもが求めているのは、アドバイスよりも 「わかってもらえた」という安心感です。
順位は「今の立ち位置」を示す数字にすぎません。 落ち着いたら、次の一歩を一緒に整理してみましょう。
「順位を見て悔しがった子ほど、ここから伸びる」 そんなケースを私たちはたくさん見てきました。
なぜなら、悔しいと感じるのは、 心のどこかで「本当はできるようになりたい」 と思っている証拠だからです。
どうでもいいことに、人は落ち込みません。 順位にショックを受けるのは、それだけ真剣に頑張りたい気持ちが残っているということです。
ずっと点数が低い状態が続くと、 「自分はできないのが当たり前」と思い込んでしまうことがあります。
いわゆる「負け癖」がついてしまった状態です。
しかし順位による悔しさは、 その「当たり前」を 「悔しい」「変わりたい」 に変える大きなきっかけになります。
一度でも 「頑張ったら順位が上がった」 という経験ができると、 勉強への向き合い方は大きく変わります。
その最初の小さな成功体験を、 お母さん・お父さんと一緒に作っていけばよいのです。
順位を見て落ち込むのは、 「変わりたい」という気持ちが残っているサインです。
この時期に小さな成功体験をひとつ作れると、 勉強への向き合い方が大きく変わることがあります。
それでも不安なときは、私たちにご相談ください
ここまで読んで、 「気持ちはわかったけれど、実際にどう勉強を立て直せばいいの?」 と感じた保護者様もいらっしゃるかもしれません。
順位が下がったことにショックを受けたり、 勉強への自信を失ってしまったりすることは決して珍しいことではありません。
大切なのは、結果だけを見るのではなく、 お子さんに合った方法で次の一歩を見つけることです。
私たち家庭教師パーパスでは、 叱ったり無理やり勉強をさせたりするのではなく、 お子さん一人ひとりの性格や状況に合わせながら、 「やってみようかな」という前向きな気持ちを育てるサポートを行っています。
そんなお悩みも、お気軽にご相談ください。
家庭教師を始める・始めないに関わらず、 まずはお子さんの現状や保護者様の不安をお聞かせください。
お子さんに合った学習方法を一緒に考えながら、 これからの一歩をサポートいたします。