- パーパス紹介 >
- パーパスのお役立ちブログ >
- 冬休みの勉強方法・生活リズム・メンタルケア
勉強が苦手な中学生へ｜冬休みの勉強方法・生活リズム・メンタルケア【高校受験】
目次
はじめに
ゆっくりでも、少しずつでも。あなたのペースで進んでいける冬に
高校受験が近づく冬休み。 「勉強しなきゃいけないのはわかってるけど、なかなか進まない…」 「どうしてもやる気が出ない…」 そんな思いを抱えている子は、決して少なくありません。
そして、そんな子どもをそばで見ている親御さんも、 「このままで大丈夫かな…」 「どう声をかけてあげればいいんだろう」 と、胸がぎゅっとなるような不安を抱えているのではないでしょうか。
でも、まず伝えたいことがあります。
勉強が苦手でも、ペースが遅くても、焦らなくて大丈夫。 冬休みの過ごし方を “少しだけ” 整えるだけで、 高校受験に向けた力はしっかりついていきます。この記事では、勉強が苦手・嫌いな子でも無理なく取り組める
生活リズム・1日のスケジュール・勉強法・メンタルケア を やさしく、わかりやすくまとめています。親御さんにも、お子さまにも、 少しでも「大丈夫だよ」とホッとできる内容にしています。
勉強が苦手な子が冬休みに苦戦しやすい理由
冬休みは、実は「苦手な子がつまづきやすい要素」がたくさんあります。
-
①
夜更かしで生活リズムが崩れやすい
冬休みは家の雰囲気もゆったりしていて、つい夜更かししがち。 でも、生活リズムがズレると朝の授業・朝の入試に弱くなります。 -
②
家の雰囲気に流されて「あとでやろう」が増える
テレビや年末の準備、家族の会話。冬休みは誘惑が多く、 「今やらなくてもいいか…」となりがち。 -
③
目標が大きすぎて動けなくなる
勉強が苦手な子ほど「全部やらなきゃ」という気持ちが プレッシャーになり、手が止まりやすいです。 -
④
親の一言で心が折れやすい
高校受験が近いほど、子どもの心は繊細になります。 でも裏を返せば、冬休みは“一番伸びやすい期間”でもあります。
高校入試に向けて一番大切なのは“生活リズム”
冬休みの“無理のない”1日のスケジュール例
ここでは、勉強が苦手な子でも取り組みやすいやさしい1日モデルを紹介します。ポイントは「全部やらなくていい」「短くていい」。
高校受験に向けた“冬の勉強法”
勉強が苦手な子ほど、脳のコンディションが点数に直結します。
- ①過去問は完璧を目指さない
苦手な子ほど、最初は解けなくて当たり前。 「間違える中で慣れていく」 この感覚を大事にしてください。 - ②暗記は“朝”と“夕方”が効率最高
英単語や理社の暗記はその時間にまとめると覚えやすくなります。 - ③解いたら“その日のうちに直す”
翌日に回すと忘れやすいので、 短くてもいいから当日中に振り返るのがコツ。 - ④やる気が出ない日は“1問だけ”
1問やれば、もう勝ちです。始めると、意外とそのまま進めます。
冬休みの体調管理は“勉強以上に大切”
勉強が苦手な子ほど、脳のコンディションが点数に直結します。
- ①睡眠の時間を揃える
夜12時過ぎまで起きていると翌日がしんどくなります。 - ②喉の乾燥を防ぐ
乾燥するだけで集中力がガクッと落ちます。加湿・水分補給をしっかり。 - ③お食べすぎに注意
お餅・揚げ物・お菓子…胃腸が疲れると眠くなり、集中できません。 - ④少しの運動でOK
散歩やストレッチだけでも、脳がよく働くようになります。
勉強が苦手な子には“メンタルケア”がいちばん効く
高校受験が近づく冬は、 どの子も不安や焦りを感じやすい時期です。勉強が苦手な子は、 「どうせ自分なんて…」 「やっぱりできない…」 と落ち込みやすいことも。そんな時こそ、 気持ちを整える工夫 が何より大切です。
- ①“できたことリスト”を作る
今日やったページ、覚えた単語、できるようになった問題、たったこれだけでも、「できてる自分」が見えるようになり、気持ちが前向きになります。 - ②SNSは控えめに
他の子の「できた」投稿は、自信を奪いやすいので、冬休みは少し距離を置くのがおすすめ。 - ③成功のイメージを持つ
入試の日の朝、問題が解ける感覚、合格発表の笑顔、新しい制服を着る自分、これだけで脳は“前向きモード”になり、やる気が戻りやすくなります。 - ④ 親御さんの言葉は、想像以上に力になる
散歩やストレッチだけでも、脳がよく働くようになります。
勉強の成果より、 親御さんの一言で救われる子は本当に多いです。 「今日もがんばってたね」 「1問でもやれたら十分だよ」この“認める言葉”が、冬の子どもを強くします。
さいごに
勉強が苦手な子へ。そして、見守る親御さんへ
冬休みは、できない日があっても大丈夫。
やる気がない日があっても、焦らなくて大丈夫。
人の成長は、いつも一直線ではありません。 苦手な子ほど、ゆっくりだけど確実に前に進んでいきます。
そして親御さんへ。
そばで見守りながら、不安を抱えつつも支えてきたその姿勢が、お子さんにとってなにより大きな力になっています。
子どもは言葉にしないだけで、 あなたの優しさも、心配も、ちゃんと受け取っています。
高校受験は「完璧かどうか」よりも、「あきらめずに続けたか」で決まる試験です。今日がんばれなかった日があっても、 明日、また1問だけ取り組めれば、それで十分。
ゆっくりでも、 少しずつでも、 寒い冬を一緒に乗り越えるだけで、 子どもは驚くほど成長します。
もし、 「どう接したらいいかわからない」 「このまま受験を迎えて大丈夫なのかな…」 「勉強も生活も心配が尽きない」 そんな思いが少しでもあるなら、 どうか一度、私たち家庭教師のパーパスにご相談ください。
家庭教師をはじめる・はじめないに関わらず、まずはお子さんの今の状況や、親御さんが感じている不安を丁寧にお聞きします。
そのうえで、 少しでも心が軽くなるように、そしてお子さんがまた一歩踏み出せるように、やさしく、ていねいに寄り添ってサポートさせていただきます。
一緒に、お子さんの“これから”をつくっていきましょう。
