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夏休みだからこそ見直したい、お子さんの学習環境

はじめに
「なんでウチの子、こんなに点数が低いの?」
テスト結果を見て、そう感じたことはありませんか?「勉強しなさい」と声をかけているのに動かない。
机に向かったかと思えば、すぐにだらけてしまう。そしてテストでは思ったような結果が出ず、また親子でため息。でも本当に、“やる気がない”“頭が悪い”から点が低いのでしょうか?
私たちが多くのご家庭と関わる中で見えてきたのは、「学習環境」や「勉強の仕方」に原因がある子がほとんどだということ。この夏こそ、そんなお子さんの“土台”を見直すチャンスです。
1. 夏休みが勝負!家庭学習の立て直し方
学校がある間は、毎日の授業・提出物・テストに追われて「復習する余裕がない」「わからないまま進んでしまう」そんなお子さんが実に多いです。
だからこそ、授業がストップする夏休みは最大のチャンス。お子さんの点数が低い理由を「能力」だと決めつけずに、このタイミングでいったん立ち止まり、
「何がわかっていないのか」「どこでつまずいているのか」を丁寧に掘り下げることが必要です。たとえば中1のお子さんなら、「小学校の算数があやしい」といったケースも。中3なら、「中1・中2の英単語がごっそり抜けている」など、原因は様々です。
夏休みに必要なのは、ただの 総復習 ではありません。つまずきの根本を発見し、そこをピンポイントで立て直す学習が必要です。
2. 効果的な家庭学習の習慣作り

「勉強って何から始めたらいいの?」「机に向かっても、すぐやめちゃう 」こうした声、実はとても多いんです。勉強がニガテなお子さんにとって、「机に向かう」こと自体がストレスになっていることも。
そこで大事なのが、 習慣として無理なく続けられる工夫です。たとえば、こんな方法が効果的です
- タイマーを使って10分間だけ集中する。
→「これならできるかも」という気持ちが持てる。 - 勉強前にお気に入りの音楽やおやつで スイッチ を入れる。
→「勉強=嫌なこと」というイメージが変わる。 - 終わった後に親子で一言だけ「今日のがんばり」について話す。
→「認められることで自信」がつく。
いきなり1時間やらせるのではなく、できた感覚 を育てることが、習慣化の第一歩です。習慣になれば、やる気に関係なく動けるようになります。 これは、どんなお子さんにも可能です。
3. 知っておくべき学習面でのお子さまのSOSサイン

点数が低いお子さんの中には、「実は困っているけれど、どう伝えたらいいかわからない」
そんな子が少なくありません。
とくに思春期の中学生は、自分から「わからない」とは言い出しにくいものです。
以下のようなサイン、思い当たりませんか?
- ノートがきれいすぎて、途中の計算や間違いが一切書かれていない
- 教科書やプリントに書き込みがない
- 「テスト、どうだった?」と聞くと「ふつう」「別に」と答えるだけ
- 家で勉強しているように見えるのに、点数が伸びない
これらは、「どうしていいかわからない」「失敗したくない」という心のサインかもし れません。 「サボっている」「やる気がない」と決めつけてしまうと、本当の問題を見失ってしまうことに。 お子さん自身も、実は「できるようになりたい」と思っているかもしれません。
4. 家庭教師は単に勉強を教えるだけではなく、学習習慣のサポートも可能

「家庭教師って、頭のいい子がもっと伸びるためのものでしょ?」「こんな成績で頼んでも、先生に迷惑じゃない?」そんなふうに思っていませんか?
実は、私たちのところに来るお子さんの多くは、「勉強がきらい」「やり方がわからない」「もう無理だと思っている」という子たちです。だからこそ、家庭教師ができるのは 問題の解き方 だけではなく、 学びの土台づくり です。
- まずは、わからないままにしないこと
- 「できた!」という を重ねていくこと経験
- 「やればできる」を小さなステップで感じさせること
1対1だからこそ、その子の性格、勉強に対する抵抗感、生活リズムに合わせて、無理のない学習習慣を一緒につくることができます。
5. 第三者の視点から状況を把握してアドバイスできます

親だからこそ、「なんでやらないの?」「もう中学生なんだから」とイライラしてしま うこと、ありますよね。一生懸命サポートしたくても、どうしても感情が入ってしまい、うまく伝わらなかったり、逆効果になってしまったり 。 そんなときにこそ、第三者の存在が大きな力を発揮します。 家庭教師は、お子さんの 今の状態 を冷静に見極め、「どこに原因があるのか」「どうしたら改善できるのか」を親御さんと一緒に考えるパートナーです。 「わからない」を言い出せる場「できるかも」と思える経験「勉強が嫌いな自分でもいいんだ」と思える安心感強これらを用意してあげるだけで、お子さんの表情は本当に変わってきます。
さいごに
お子さんの点数が低いとき、親としては本当に悩みます。 「このままで大丈夫?」「高校、進学できるの?」「うちの子だけ、取り残されてない?」 でも、大丈夫です。 今、気づけたからこそ変えられるチャンスがあります。 夏休みは、お子さんの未来を変える きっかけ をつくれる特別な時間。 焦らず、でも今だからこそ一歩踏み出して、お子さんに合った学習環境を見つけてみてください。 私たち家庭教師パーパスは、勉強が嫌い・ニガテなお子さん専門のサポートで、その一歩をしっかり支えます。 お子さんが「わかるって、うれしい!」と笑顔になれる夏を、一緒に作っていきましょう。